SHARPのIEEEマイルストーン受賞記念限定電卓
上記は私の持っている電卓です。
CASIOの電卓販売台数世界累計10億台達成記念電卓
HPの逆ポーランド記法(RPN)電卓(Vis-a-Visにいくつか有り)
これらの電卓も買おうかと思いましたが電卓ばっかりそんなに持ってどうするんだと自分でも思ったので購入に至ってはおりません。
私はどうやらちょっとした電卓オタクのようですが、電卓がうまく使いこなせません。
最近やっとメモリ機能が使えるようになりました。
しかし、どうもパーセント計算が苦手です。
電卓にはSHARP式とCASIO式がありまして、CASIO以外のメーカーはほとんどSHARP式の仕様を採用しています(恐らくあなたのパソコンに元々インストールされている「電卓」もSHARP式でしょう)。
ではSHARP式の電卓の方が優れているのかと言えば一概にそうでもなく、CASIO式の醍醐味と言えるパーセント計算の柔軟性は使いこなせないながらも魅力を感じ得ます。
先日パーセント計算をマスターしようとCASIO式の電卓で何回もパーセント計算をして内部で為されている数式がどんなものなのかを突き止めることができました。(これってどこにも載ってないみたいでちょっと貴重だと思います)
それとともにパーセント計算の詳細もまとめていくことにします。
電卓のメーカーによる仕様の違いにもパーセント計算の説明は載っていますが、そもそも1つのボタンに色んな機能が割り当てられていて非常に分かりづらい代物であるため、CASIOの電卓の取扱説明書を参考にしながら、自分なりにまとめてみます。
使用する記号 | 問題例 | 演算例 | 回答 |
---|---|---|---|
× | 1500円の10%の値段 | 1500×10% | 150円 |
×+ | 1000円の15%増しの値段 | 1000×15%+ | 1150円 |
×- | 500円の20%引きの値段 | 500×20%- | 400円 |
÷ | 75個は250個の何%か 3990円(税込)の税抜の値段 | 75÷250% 3990÷105% | 30% 3800円 |
- | 100万円は80万円の何%アップか 198円は300円の何%増しか | 100-80% 198-300% | 25% -34% |
+ | 仕入価格(原価):1200円 利益率:売価の25% 上記の品物の売価 | 1200+25% | 1600円 |
+- | 仕入価格(原価):1200円 利益率:売価の25% 上記の品物の利益 | 1200+25%- | 400円 |
使用する記号 | 演算例 | 数式 | a%=a/100=Aとした場合の数式 |
---|---|---|---|
+ | x+a% | 100x/(100-a) | x/(1-A) |
+- | x+a%- | ax/(100-a) | Ax/(1-A) |
- | x-a% | 100(x/a-1) | x/A-100 |
× | x×a% | ax/100 | Ax |
×+ | x×a%+ | (1+a/100)x | (1+A)x |
×- | x×a%- | (1-a/100)x | (1-A)x |
÷ | x÷a% | 100x/a | x/A |
上記の計算表を参考にすればSHARP式でもCASIO式のパーセントの挙動を四則演算によって再現することができます。印刷するなりして利用すれば良いんじゃないかと。
しかし機能が多い……これを見てがんばって習得したいものです。
さて、カード型電卓などの機能の簡略化された電卓の中にはプラスマイナス交換ボタン(+/-)が無いものが多く、多少の不便さを感じますが、これはメモリボタンを使うことによって解決できます。
プラマイ交換はx-2xという式でできます。
変数xのプラマイを入れ替えたいとき
やり方:プラマイ入替したい数が表示されている状態で
M+ → ×2= → M-
と順番に押します。
そしてMRを押しますと、プラマイ交換されているのが確認できます。
これで電卓を使いこなす方が増えてくれればこれ幸い。
検索用文字列:CASIO カシオ 電卓 計算機 パーセント
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